パソコン・メモメモ備忘録

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ATOK 2009 定額制 導入でトラブル

職場の PC で、これまで ATOK 2005 を使い続けていたのだが、定額制もできたので、2009 を導入してみることにした。DL 版を購入して、インストール、環境もそのまま移行できて、しばらく使っていた(使えている気がしていた)。が、次の日、日本語入力モードに入ろうとすると、シリアルナンバーやライセンスキーの入力を要求された。購入時のメールに書いてある番号を入れたのだが、ライセンスの有効化で、エラー。その後、ATOK で 日本語入力モード(ATOK が有効になっているモード)に入れなくなった。
ちなみにエラー番号は 80004005。ATOK 2005 の残りかすが悪さをしているのかと思ってレジストリのクリーンアップもしてみたが状況は変わらず。

色々試したが、状況は改善しなかったのでサポートに電話してみた。何度か話中だったかがんばって時々リダイアルしているうちに繋がった。サポートは結構懇切丁寧で、ある程度こちらがパソコン初心者でないとわかったのか、そこそこ無駄な説明無く進めてもらえて好印象。だが、その場では解決せず。イベントビューアにエラーログが残るはずなのだが、何も無かったので、手が打てない感じだった。最後に、ウィルス対策ソフト(McAfee)の除外リストにジャストシステム契約管理エージェントの exe を登録して試してくれ、というところでひとまず終了。

職場では 集中管理型?の McAfee で、そのあたりの処理が面倒そうなので、一度 アンインストールしてみた。が、やはりライセンスの有効化はできず。ところが、イベントビューアをみるとエラーログが残っていた。ジャストシステム契約管理エージェントが「通信エラーです。(有効化テストURLの取得失敗 5)」と残していた。

次の日何回かのリダイアルの後、別の担当の方(前の日は男性、今回は女性)につながった。McAfee のアンインストールでもだめだったら、環境を調査するプログラムを送ってくることになっていたが、その前に、イベントビューアのエラーを伝えると、原因が判明したらしく、対応方法を教えてくれた。

原因は結局、Local Service というユーザアカウントの\Local Settings\temp フォルダのアクセス権の設定がまずかったようだ。Documents and Settings を C ドライブから D ドライブへ移動する際におかしくなったのだろうか。電話で、セキュリティの変更方法を伝えてもらいつつ操作して、最終的には、ライセンスの有効化ができ、無事、ATOK 2009 が使えるようになった(子オブジェクトへのアクセス許可の継承を切って、LocalService のユーザ。を追加してフルコントロールにすればいいようだ。電話では、他のユーザ(administrator を残して?)は消しておく、といっていた。

自分一人では、ここにはまずたどり着けなかっただろう。サポートセンター様々である。感謝感謝。ただ、担当の方は、中身はわからず、対処法のメモを読んでいるだけっぽかったが。Documents and Settings にある Local Service のユーザもフォルダも、「保護されたオペレーティングシステムファイルを表示しない(推奨)」をオフにしないと Explorer で表示されない事も、こちらから指摘しないと気づかなかったようだったし。

同じ問題で困っている人があれば、役に立つ情報かな(全くレアな前提条件だが)。