パソコン・メモメモ備忘録

気の向くままパソコン関係等で気になることを書き記す。時々更新!

HDR-CX12 運動会デビュー

息子と娘の幼稚園の運動会に HDR-CX12 を持参、撮影してきた。機動性重視で他には一脚のみ。二人同時にでる演目もあって、右往左往で体力のいる一日(といっても午前中だけだが)だった。
まず、撮影関連では、標準バッテリの使用可能時間と 8GB のメモリースティックを FH(16Mbps)モードでの撮影可能時間はほぼ同等といった感じだった。ちょっとメモリの方が残りに余裕がある感じだったが、誤差範囲だろう。実撮影時間で 55分といったところか。今後、子供たちが小学校に上がったりすると、バッテリの追加、メモリの追加も必須に思われる(一応、オプションのバッテリ(NP-FH50 の一番小さいやつ)は用意していたが。大きいものが欲しくなる)。

撮影時にもっと、QuickON 機能を活用するべきだったかも。実際の機能は良くわからないが、液晶モニタを OFF にして省電力、というイメージで使えばいいような気がした(待機時スマイルシャッターON 設定時の機能 OFF の役目もあり)。ただ、ボタンが小さくて押しにくいのが難点。液晶モニタ開閉と連動すべし、という意見もあるが、個人的には、ボタンが押しやすければ連動の必要はないかと思われた。液晶モニタ閉じてしまうと電源 OFF 状態とQuickON 状態の差が小さいので(ランプの点滅はあるが)。

HDR-HC3 を結構使ってきた小生には、QuickON 無しでも起動の速さの違いはひしひしと感じられた。HC3 8〜10秒に対して、4〜5秒といった所だろうか。結構この差は大きい。慣れるとこれもじれったく感じるのかもしれないが。

一脚をぶらさげているので本体の軽さなどは実感できず。今後、手持ちで撮影するときには差を実感できる、かな。HC3 の握る部分が斜めにしてあるのに対して、CX12 はまっすぐ水平なのは、カメラを胸以下に下げて撮影する場合にちょっと使いにくくなりそうだ。子供目線で撮影したいときなどは、上から握るしかないだろう。

それと、期待の顔認識機能だが、検出精度が低い気がした。たまにしか四角い枠がでない。スマイルシャッターも運動会の撮影中はほとんど機能することなく。こちらの検出精度は中にしていたのだが。この点は少々期待はずれ。ま、余り撮影中は、枠の表示など気にしている余裕も無かったので、今後もっと良く確認してみよう。ただ、ポールの向こう側の顔を撮影する場合など、ポールではなく顔にピントが合っていたのはご利益だったのだろうか。

家に帰ってから鑑賞しての印象としては、やはり HC3 と比較して一段解像度が高い印象。HC3 はカメラスルーでも REGZA 42Z3500 に映した場合解像度の足りなさを感じるのに対して、CX12 だとそれがかなりましになる。さすがに放送と比べるともう一歩といった感はあるが、Canon HV/HG/HF シリーズなら同等レベルなのだろうか。後は、光学手振れ補正と光学ズームが 10倍→12倍になったおかげで、ズーム時の画質は圧倒的な差がある。肉薄する、という実感。

あと、同時撮影の静止画の画質はおもったより悪い印象。テレビでみるとそれほどでもないが、PC でみるとかなりノイジーである。特に、動画だとある程度引きで撮影していても楽しい絵なのだが、写真は被写体を大きく切り出したくなるので、このノイズは今ひとつ。噂によると、付属ソフト PictureMotionBrowser で動画から切り出した方がいいとか。

人ごみの前を走っていく人物を追っている場合、やはり圧縮による違和感が感じられた。このあたりは FH(16Mbps)モードでも厳しいようだ。HF11 の 24Mbps モードなら大丈夫なのだろうか。その他は特に問題なし。リアルタイムエンコーダの優秀さが感じられる。

バッテリさえ余裕があれば、テープと違ってスタンバイにしておく心理的抵抗感も無いし、ソフトケース LCS-CXA も買ったので、ばしばし持ち歩いて撮影することにしよう(ROWA のバッテリ買っちゃうかな)。

AVCHD カメラは撮影した後が大変なのだが、そのあたりはこれからじわじわ書いていくことにする。請うご期待。