パソコン・メモメモ備忘録

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REGZA Z3500 モーションクリア 120fps 調査(1)

ちょっと調べるだけのつもりだが、なかなか簡単には調べられないようだ。最近流行の液晶テレビの 120fps 表示。Z3500 と HDR-HC3 のなめらかスロー録画機能の 240fps 記録を使って調べてみる。
とりあえずは画面を撮影してみたが(フィギュアスケートの真央ちゃんの演技)、かなりぼけぼけでわかりにくい。なめらかスローの解像度がかなり低いので、そのせいなのかピントがあっていなかったのか、手ぶれのせいなのか、もとの映像がぼけているのか(そんなにシャッタ開放時間を短く撮影していない?)。

その中でわかったことは..
・結構画面がちらついている、ということ。こういう話もあるのだが、今回観察されたものはそれなのか違うのか、まだ良くわからず。
現象としては、ブラウン管を写した時のように(ブラウン管の場合はくっきり黒い帯のことが多いが)、水平の帯状にぼやっと暗い(緑色っぽい)部分が上から下へと流れているように見える。Z3500 の書き換えタイミングと HC3 の CMOS センサのスキャンタイミングのずれのせいなのだろうか。テレビ画面の一部を撮影していたにもかかわらず、帯は画面の下に出て行くとすぐ上から現れるという動きなので、テレビ画面全体が点滅していて、撮影する CMOS センサのタイミングで帯になっているように思える。点滅自体は、バックライトの点滅制御か何かの影響かも知れない。

・ちゃんと 120fps で動いている部分は確かにある。
理想的には、240fps の撮影なので、2フレームごとに動いてくれればわかりやすいのだが、実際の撮影画像は、1フレームごとに動いているように見える。ただし、本当に 240fps 化されているわけではなくて、おそらく連続2フレームのうちの一方は、前後フレームのが重なって(平均画像になって)撮影されているのだろう。とりあえず、撮影画像がかなりぼけぼけなのでこの辺の微妙な違いが非常にわかりにくい。後、おおぼけだったのは、手ぶれや撮影時のカメラの動きはもちろん 240fps なのを忘れていて。

期待としては、120 fps 化されている部分が明確にわかって、60fps のままの部分がどういう部分かとか、120 fps 化に失敗(ノイズになっていたり)している部分を見つけたり、ということを考えていたのだが、もう少し頭を使う必要がありそうだ。

まず一つ必要なのはもとの映像の工夫である。サッカーなどでシャッタ速度を速めて撮影しているようなソースを探すか、CG で自分で画像を生成するか。動きぼけ(モーションブラー)の少ないソースが必要だ。
次に必要なのは、撮影条件。できるだけ綺麗に撮影できるように考えないと。ピント、手ぶれを考えるとちゃんと三脚を立てる必要がありそうだ。
その他、120fps と 60fps(モーションクリア機能を OFF)の場合を比較するとかしなければ。

ということで調査は時間がかかるということで。