My ノートPC の LOOX T70H を再起動したら、真っ黒の画面で'_' のカーソルが点滅し、HDD へのアクセスが続くだけで、数時間そのままという状況に陥ってしまった。
結論から言うと、起動時の CHKDSK が動いていた、ということらしい。まず、なぜ真っ黒画面かというと、boot.ini ファイルの WinXP の所のオプションに /nogui が指定されていたからなのだ。起動時に毎回見せられる WindowsXP の旗のロゴが嫌なので、このオプションで消していたのだが、このオプションを指定すると、起動時に chkdsk が動いていても、そのメッセージ表示までも消されてしまうということ。
しかも、不良セクタのチェックも ON になっていたようで、40GB のパーティションをフルに chkdsk すると数時間レベルで時間がかかると。なんと、セーフモードで起動しても、この chkdsk がかかるようで、すぐに起動して使いたくてもできないという地獄に。一応、メッセージが表示されていれば、chkdsk をスキップしますか？ という選択肢を見ることができるのだが、noguiboot ではそれもできず。
結局、回復コンソールを CD-ROM からブートして、bootcfg で boot.ini に /nogui を指定しないエントリを追加することで、上記状況がわかったわけだが、結構な時間をこれに費やしてしまった。ということで、/noguiboot はやめておいたほうがいいよ、というのが今回の結論。いやはや。
一番引っかかったのは、セーフモードでも chkdsk が動いてしまうところ。セーフモード＋コマンドプロンプトでもそうなのでやっかいである。まぁ、こんなあほなことに引っかかってしまう人はそういないと思うが。メモを残しておこう。
ちなみに、PartitionMagic で起動時にパーティション操作がされる場合も、nogui だと何も表示されないので、非常に不安な時間を過ごす事ができるのでお勧め（なわけない）。
