パソコン・メモメモ備忘録

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120fps, 240fps 表示ディスプレイとビデオカメラ

最近 CEATEC 2007 が行われていて、次々と 120fps, 180fps, 240fps の 2,3,4倍速スキャンなディスプレイ(テレビ)が開発されてきている。

残像を減らして動解像度を向上させる技術ではあるのだが、ひとつ気になることがある。ビデオカメラでの撮影時の露出時間との関係である。NTSC だったり 1080i なカメラだと、60fps で撮影していて、通常のディスプレイで見る場合は、1/60秒の露出時間で撮影すると自然な動画となる。これより短い露出時間になってくると、動きがパラパラしたように見える。これは、各フレームの画像にのっているべき動きぶれ(モーションブラー)が撮影されていないからである。

ところが、倍速スキャンなディスプレイで表示することを考えると、動きぶれの量がその倍速にあわせて、1/120, 1/180, 1/240 秒の分になっているべきである。もともとの画像に動きぶれが 1/60秒分のっていると、倍速技術を使っても動解像度は向上しないと推測される。

倍速スキャンでは、画面各部の動き(オプティカルフロー)を検出して、その中間フレームを生成しているのだが、動きぶれをその倍速度にあわせて減らしているわけではないだろう。技術的には、動きぶれを減らすことは可能ではあるのだが、計算量も結構かかるし、綺麗な結果が得られる条件は厳しいものである。

そこで、撮影する側としては(今日も子供の運動会を撮影したのだが)、露出時間を短め(シャッタ速度を速め)で撮影しておくのがいいのではないだろうか。倍速スキャンのディスプレイ(テレビ)で見たときに、せっかくの動解像度を無駄にしないために。

せっかく、倍速スキャンの中間フレーム生成時にオプティカルフローを検出しているなら、逆に適切な動きぶれ(モーションブラー)を付加してもいいのではないだろうか(動きぶれの付加は、動きぶれの除去より格段に簡単)。もちろん、もともとのフレームに含まれている動きぶれ量も読み取って、動きぶれを付けすぎないようにはしないといけないのだが。個人の好みもあるだろうから、付加動きぶれ量は調節できるようにすべきか。

このあたりは、すでに特許が取られているのかな。家電メーカの頑張りに期待する。