ここのところ、フラッシュメモリによる SSD(Solid State Disk) が急激に実用になりつつある。それに先駆けて、小生もフラッシュメモリをブートドライブにする研究を進めている。ただし、現在売られている SSD は非常に高価であり、貧乏な小生には手が届かないので、できるだけ安価な代替品を探索中である。
現在テスト中なのは、いくつかのパーツを組み合わせた 16GB のもの(約3万円ちょい?)。一応、シーケンシャルリード 70MB/s、連続書き込みがその半分。ランダムリードは 60MB/s 程度で、起動ドライブとしては優秀だと思う。もう少し投資すれば、もう少し上げられるかも。
フラッシュメモリは容量が小さい(大きくできるが、現状余りに高価)のと、書き換え回数の上限が気になるので、XP のインストールにはいくつか工夫をした方がベター。とりあえずリストアップ。
- Documents And Settings は他のドライブ(HDD など)へ移動。 速度のためには、フラッシュ上に置いておきたいところだが、一時ファイルの書き換え頻度、バックアップ/OS 再インストール時の利便性などから、フラッシュからは追放。
- dllcache の移動。システムの復元時程度しか使われないらしいので、別ドライブへ。
- pagefile.sys の移動。書き換え頻度が気になるので、別ドライブへ。
ジャンクションを使えば、もっと個別のフォルダを別ドライブへ移動できるが、そこまでする価値があるかどうか。
なんとなく、システムをフラッシュメモリ上においてから、快適に動くようになった気がする。HDD へのアクセスは減った気がするし。もう少し使い込んでみよう。