パソコン・メモメモ備忘録

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Documents and Settings の移動

ちょっとググってみるとDocuments and Settings の移動に関するページがたくさん見つかる。が、ここではそれらとは違うやりかたを挙げておこう。

といってもたいしたことではなくて、肝は、以前にも紹介したジャンクションを使うというだけ。例えば、D ドライブにある D:\Documents フォルダを C:\Documents and Settings からリンクしておく。そうすれば、C:\DOcuments and Settings を参照しつつも、実体は、D:\Documents にあることになる。

この方法の利点は、レジストリを書き換えて、Documents and Settings を D: ドライブに移動させているにもかかわらず、C:\Documents and Setting にアクセスに行く、行儀の悪いアプリがあっても大丈夫というところか。ちなみに、Opera がそうである。C ドライブはできるだけ、書き換えの少ないドライブにしたいし(この理由は近いうちに..)、バックアップも システムとデータでできる限り分離したいのに、それに反する。

このやり方は結構面倒で、CD-ROM(DVD-ROM)やUSBメモリ、SDメモリからブートできるWindowsが必要である(BartPE や VistaPE など)。KNOPPIX とかでもできるのかな? 別パーティションから起動できれば、それでもいいのかもしれない。要は、Documents and Settings をまずリネームして、別ドライブの Documents and Settings へジャンクションを張ればOK(もちろん、先に中身をコピーしておく必要がある)。ただし、BartPEやVistaPE で、ドライブレターが通常起動時と異なる場合も経験した。 その場合も運が悪くなければ対応は可能だ。起動時のドライブレター(例えば D: )でジャンクションを張っておけばいい。そのために、目的のドライブレターになっているパーティションに、一時的に Documents and Settings のフォルダを作る必要があるかもしれない。

一応、WindowsXP も普通に起動できるので、この方法も大丈夫かな。安全に行こうと思うなら、ジャンクションを張りつつもレジストリは実体の方を設定しておいた方がいい。多分、より安全。ちなみに Vista はそれに近い構成になっているそうな。