BartPE とか VistaPE とか WindowsAIK とか呼ばれる、CD-R や DVD-R からブートできるミニ Windows がある。これはこれで、非常時には非常に(^^便利なのだが、いかんせん、CD や DVD ドライブというのは、シークが遅く、読み込みに時間がかかる。特に CD-R の場合はドライブが壊れるんじゃないかと思われるほど激しくシークして、その音も激しい。
そこで、フラッシュメモリからブートするというのが色々研究されている。最近は USB メモリという、USB コネクタに直結できるスティック状のフラッシュメモリが安くなっていて、これを使うのが普通だろう。実際、ブータブルな USB メモリを使っている方は ググると結構出てくる。
で、ここで同じことをやっても面白くない。ということで、SD カードからブートすることを考えてみよう！！ ちょうどいい具合に、8GB SDHC カード購入によって、4GB SD カードが浮いたのでこれを実験用の材料としようではないか（っていうか、あまった SD カードの使い道を考えているところ、とかいうのはひ・み・つ（ハート））。
USB メモリ以上に、カードリーダによる相性があるような気がする。これは苦難の道っぽい。実際、カードリーダを小生はいくつか持っているのだが、今のところ成功したのは（まだ完全成功ではないが）、一つだけである。まだまだ、調査は続くのだ。
ということで、今回使ったカードリーダは、ELECOM の マルチカードリーダライタ MR-C11BK 超・極薄。SDHC カードにも対応（8GB Class4 SDHC カードも使えた！）の優れもの。しかし、売っているカードリーダ、どれも SDHC 対応は 4GB しか書いていない。発売時には無かったから？
それはともかく、小生の LOOX 君につなぐと、SD カード を BIOS から認識してくれる。あとは、SD カードに必要なファイルをセットすれば、SD カード(150倍速！！）からブートできるはず。150倍速な上にシークが無いってことは相当すばやくブートできるんじゃないかな．．
ということで、色々試した手順は次回のお楽しみ。
