パソコン・メモメモ備忘録

気の向くままパソコン関係等で気になることを書き記す。時々更新!

DV ビデオ編集

連休のかなりの時間を投入。

息子の3歳の誕生日に向けて、それまで撮り貯めたビデオをそれなりの時間に収まるよう編集しようと考えた。結論から言うと、タイトルやらトランジションの効果とかは皆無、ただカットを集めただけの約2時間になった。それを DV テープに入れて、カメラ(HDR-HC1)で再生しつつテレビで鑑賞した。と書くと簡単なことのようだが、そこまでにはかなりの労力が費やされたのだった。

まずは 250GB の HDD(某梅田の電器店で安そうだったMAXTORの)を購入し、とりあえず作業領域とテープから吸い出したものの永久保存場所を確保。テープから吸い出しては、中身をチェック、カットを切り出して、それを集めて保存、という作業を繰り返した。吸い出した容量はおよそ100GB 足らず。大体7時間30分って所。後から見つかったテープで今回組み入れるのをあきらめたものもあり、それを入れると軽く100GBは越すはず。

ちなみに編集(カット抽出だけだが)にかかる時間(キャプチャ、データのコピー、テープへの書き戻しの時間を除いて)ていうのは、おおよそ撮影した時間よりかかるもののようだ。早送りで内容をざくっと確認できることを考えると短縮できそうなものだが、カットポイントを音声も聞きながら決めていくと、どんどん時間はかかっていく。

しかも、キャプチャ中の編集作業はデータの取りこぼしが危険なので、キャプチャ時間も純粋に追加される。更に、作業途中の結果を保存する時間(こいつは撮影実時間よりかなり短いが)。後、作業用のディスクがあふれた場合の移動など(先の 250GB HDD は USB2.0 接続の外部ディスクとして使った。作業用には高速な内蔵IDE接続のHDD(ただし空き容量が数十GB)使用)でまたまた時間がかかる。PCが占有されていて作業ができない時間も結構長い。しかし、夜中ほっておくほど長くない所が悔しい(ほっていおいた夜もあったが)。

編集ツールとしては、WindowsXP には標準装備のムービーメーカー2。こいつがかなり優れもので、欠点がいくつかあるものの、それを上回る利点がある。利点の一つは、撮影日時を保存したまま編集・出力できることだ。他のツールでこれができるものがあるのかは良くわからないが、かって Adobe Premiere (6だったかな)を使ったときは、編集後の出力では撮影日時の情報が消えてしまっていたことがある。他の利点は(これは他ツールでも当たり前だが)、シーン単位での自動分割ができること(シーンとは、連続して止めずに撮影した区間。撮影日時を判断の基準にしているようだ)。

欠点の一つは、良く落ちること。特に、タイムラインのプレビュの際に、ランダムアクセスさせるような操作や正逆コマ送りを多用すると落ちてしまう。編集のデータも消えてしまったこと多し。タイムライン上での再生はできるだけ避けて、タイムラインに並べた元のクリップを再生すべし。一定時間ごとにプロジェクトを保存する機能があるが、これは落ちることを前提とした機能のように思えてしまう。

もう一つ致命的なのが、クリップでの再生(もちろんオリジナルファイルの再生)では問題ないのに、タイムラインにセットしたり、最終ムービー出力すると、音声がおかしくなることがあった。32KHz 録音には対応していないのか。非常に間延びした音声になり、画像ともタイミングがずれてしまう。これはバグなのか仕様なのか。音声を他のツールで変換しておくと大丈夫のようだが、撮影日時データが消えてしまう。未だ、この点に関する解決策は無い。

せっかく編集したものなので、DVD にでもして、親戚とかにおくるべきか。それにはもう少し手を加える必要があるなぁ。なんて言っている間に、来月は娘の誕生日。今度は HDV も混じってくる。未だ DV→HDV に変換する方法も手にしていないので、DV 期と HDV 期をわけるしか。更に HDV を扱うほどのマシンパワーがあるのか心配(カット編集だけなので、データ転送量だけが問題か。それならDVとほぼ同じだ)。

とにかく、疲れたよ。