パソコン・メモメモ備忘録

気の向くままパソコン関係等で気になることを書き記す。時々更新!

Amazon Fire 7 タブレットで LINE

うちの家族で、下の息子だけスマホを持ってないので、LINE ができなくて、グループトークとか入ってないのは可哀そうかな、というので、ちょっと考えてみた。調べてみると、今、下の息子が使っている Fire タブレットでも LINE を使っている人がいるようなので、その方の記事通りに作業して無事、使えるようになった。参考にしたのは「有限工房」さんのページ。

ygkb.jp

URL が短くて、Fire タブレットで入力するのが楽でありがたい。まぁ、書いてある通りに進めれば手間と時間がかかるが簡単にできる…のだが、少し自分は引っかかってしまった。というのは、内蔵フラッシュに空き容量が無くて、Google Play のアプリや LINE アプリがインストールできなかった。とは言え、手元に余っていた 32GB microSDCX カードを使って、インストールされているアプリをそちらに移動したりすることで、解決はしたのだが。一番時間がかかったのは、microSDXC に残ってたデータを他の PC にコピーしておく作業だったり。後、機能制限をかけていたので、しょっちゅうパスワードを入れないといけないのが面倒だった。最初に制限外して作業すべきだった。後で戻せばいいわけだし。

ちなみにインストールした、Google Play 関連のファイルは Fire OS 5 用のものを使った。2015年に購入したモデルなので、第5世代? とりあえず古い… インストールも結構時間がかかるので、ほかの作業しながらがおススメw Amazon さんのこのページにスペック表あり。

ちなみに、電話番号としては、家の固定回線の電話(ひかり電話だが)を使った。本当は、IP 電話で使っている番号が使いたかったが、なんかうまくいかず。IP 電話は、昔の Fusion IP Phone Smart で、今は 楽天モバイルの SMARTalk になっているサービス。これを自宅サーバーの Asterisk で使っている。うまくいかなかった原因は、多分 LINE 側には無くて、SMARTalk の設定がちゃんとできていなかった事じゃないかなと。LINE の電話番号で、IP 電話のものが弾かれている可能性もあるかな? 一度通話認証まで行った気がするのだが、今やってみると、無効な電話番号って言われる。050 からの番号はだめみたい。無料で電話番号がゲットできるサービスは他にもあるかなぁ。はてさて。

au iPhone5S で nuroモバイル 0Sim を使う

先日、バッテリーの膨張で使えなくなった iPhone5S だが、Amazon でバッテリーを注文して、自分で交換したら、一応使えるようになった。一度、非正規の修理屋さんで修理したものなので、バッテリーが普通の両面テープで固定されていて、はがしにくかったが、特に問題なく修理はできた。ただ、せっかく外しやすい両面テープ付きのバッテリを購入したのに、貼る向きを逆にしてしまって、泣く泣く剥がして使えなくなった失敗はあった… 

BIGHEART iPhone5s 交換用 PSEバッテリー 1年保証付(B25-104)

BIGHEART iPhone5s 交換用 PSEバッテリー 1年保証付(B25-104)

  • 出版社/メーカー: BIGHEART
  • メディア: エレクトロニクス
 

しかし、Amazon でも互換バッテリーのさまざまな製品が大量に販売されていて悩む。iPhone 分解用の道具を持っていなければ、付属しているやつも魅力的かも。

それはさておき、せっかく iPhone5S が使えるようになっても、SIM が無いと Wifi が無い場所では使えない。 手元に余っている、というか常に使っていなくて有効な SIM は nuro mobile の 0SIM だけ。結構私は 0SIM のヘビー?ユーザー。なんとか、これを使えるといいかな、と手元にあるものを使ってやってみた。

取り出したるは、iPhone の SIM ロックを解除できる SIM 下駄の IDEALLTE 4G+。もう、かれこれ 2年半近く前に購入したもの。iPhone5S で、mineo の au 系の SIM を使うのに使っていた(必要だったのかな?)。こいつが使えるとありがたいのだが、なんか、最近のバージョンの iOS だと、いろいろ穴が塞がれてるとか。とはいいつつ頑張ってみた。ちなみに参考にさせていただいたページは、「Webと人のアマモ場 AMAMOVA」さんのページである。

基本、auアクティベーションできる SIM と、この下駄を使って、アクティベーションして、下駄にその状態を覚えさせて、その後、使いたい他の SIM と入れ替えると、うまくいく感じ、なのだが、これが結構手間取った。

まず、au の SIM として、以前 HTL23 で使っていて、機種変したあと回線としては無効だが、端末を生かすためだけに使っていた SIM を使った。下駄の無い状態だと、アクティベーションもできて、普通に au の電波をつかんだアンテナピクトが表示される。もちろん、通話もデータ通信もできないが、いい感じである。下駄を履かせた状態でもアクティベーションができた。だが、上記記事にもあるような、下駄に仕込まれた?SIMロック解除のためのメニュー画面が出てこなかった。

一応、設定のモバイル通信の下に、SIM App というメニュー項目があって、そこからそれっぽい画面が出せる。が、なんかうまく働いてないっぽいような。なぜなら、0SIM の SIM と入れ替えると、またアクティベーションしろ、という状況になり、0SIM では au iPhone5S はアクティベートできず、エラーでにっちもさっちもいかなくなる。以前の iOS だと、緊急通話で謎の電話番号を入れると、SIM 下駄のメニューを呼び出せたりしたみたいだが、最近の iOS ではできなくなっているようだ。

やっぱり、無理かなぁ、と思って道具を片付けている際に、謎の白い SIM を見つけた。恐らく、以前購入した、au iPhoneアクティベーション用 SIM と思われるが、今となっては調べる手段なし? こいつを使うと、SIM + 下駄を挿入した際に、下駄のメニュー画面が表示された。そして、設定後、0SIM の SIM と交換しても、アクティベーションは要求されず、アンテナピクト表示は docomo になって、電波もつかんだようだ。Wifi を off にした状態でも、インターネットにアクセスできたので、無事、外出時にも使えそうだ。

ただ、残念なことに、テザリングはできない様子。インターネット共有を ON にしようとすると KDDI に問い合わせろ、とか表示が出てしまう。モバイルルーター代わりに使いたかったのだが。Apple ID を紐づければ、FaceTime で通話はできるし、他の電話番号を流用すれば、LINE も使えそうだし、そういう端末として活用するのはありかな。サイズも小さいし。

しかし、アクティベーションできる SIM でも、使えるのと使えないのがあるとは盲点だった。au は他社と比べて SIM の種類が多いので、そのせいかも。というか、docomoSoftbank は、SIM が無くてもアクティベーションできるとか。au はこういう所は使いづらい。

と、いろいろ苦労したが、まだ、この iPhone5S の使い道は考えてない。唯一家族でスマホを持っていない息子に、通話用として持たせるのもありかなぁ。はてさて。

テレビ録画 PC ちょっと更新

先月は忙しくて結構放置していたのだが、テレビ録画用 PC で、ほとんど予約録画がうまくいっていなかった。

一つは、テレビチューナー PLEX PX-S3U2 が、常時通電していると時々おかしくなるので、録画しないときに PC を休止状態にして、その際、USB への給電を止めるようにしたら、予約時刻になっても PC が休止状態から復帰しないという…お間抜けな失敗。BIOS で Deep Sleep を S4/S5 に設定したのだが、Deep Sleep からは自動で復帰しないらしい。もう一つは、ダイナコネクティブの地デジチューナー DY~UD200 が、ほとんどうまく認識されない問題。特定の USB の口に刺せば、うまく WIndows から認識される確率は上がるのだが、寒くなってきたせいか、ほとんど認識されない状況に。なんどか USB を抜き差ししたり、デバイスマネージャーで、アンインストール、再認識を繰り返したりしてやっと認識されるレベル。スリープして復帰したら、また認識されなくなっていたり、とか。

ということで色々対策した。一つは、DY-UD200 はお払い箱にして、新しい地デジチューナーを投入した。e-Better さんのテレビチューナーDV2? である。 

 Amazon で売っている地デジチューナーの中でも格安である。しかも小さくて邪魔になりにくそう。評価も低くて、どう見ても地雷だが、結論から言うと、今のところ十分 DY-UD200 の後継として役立っている。感度も問題ない感じで、PX-S3U2 だと、パラメータをいじらないと映らないチャンネルも、何もせずとも綺麗に映るし。Bondriver が、探さなくてもダウンロードできるのもありがたいところ。

e-Better さんのページで紹介されている「AviUtlの易しい使い方」さんのページに、詳細な手順があるので、それに従えば、少々面倒はあるが、無事に TVTest で視聴できるようになった。ただ、しばらく使ってみて気になったのは、一度調子が悪くなると、PC を再起動するまでずっとおかしくなる印象がある。普通に使っている分には問題ないので、ひとまず放置している。再現手順は良くわかってないのだが。

とりあえず、パソコンで地デジを視聴するのに、一番安いんじゃないかと思う。あ、B-CAS カードとリーダーをすでに持っている場合かな。まぁ、努力と根性でそれも省けるかもしれないが。

で、もう一つ対処すべきは、PX-S3U2。調べてみると、Windows から給電を OFF にできる USB ハブを使うのが確実らしい。今、手元にある USB ハブは対応してなさそうなので、ひとまず、PX-S3U2 だけリセットする方法で様子を見ることにしている。やり方は、「Vladiのブログ」さんの記事を参照、そこで配布されている HubReset というツールを使わせてもらっている。ちなみに devcon.exe は「guro_chanの手紙」さんの記事を参照して、入手した。皆様のお力を借りっぱなしである。ということで、PLEXReset.bat を作成して、TVRock の WU: に追加したのはいいのだが、まだ問題が残っていた。

上の方でも書いたが、特定のチャンネルでは受信感度が足りず、PX-S3U2 の LNA のパラメータを設定する必要があるのだが、上記でリセットしてしまうと、その設定もリセットされる。PX-S3U2 のドライバと一緒に配布されている reg ファイルを改造して設定用の reg ファイルを作っている。拙宅の環境だと、

ISDB_LNA_Manual_Mode_Amplifier .reg で Internal_LNA_Level は、

"Internal_LNA_Level"=dword:00000003

を設定するといい感じのようだ。後、上の方の 0B06_0004 は 0B06_0003 にする必要があった。これを、PX-S3U2 リセット後に実行する必要があるのだが、とりあえず TvRock の プロセスの ST: に

ST:"C:\Windows\System32\reg.exe" "import" "C:\Win32App\TVTest\ISDB_LNA_Manual_Mode_Amplifier.reg"

みたいな感じで追加した。

今のところ、これでうまく動いてはいる。ただ、上記の記事を読むと、リセットをかけていても、通電し続けるとおかしくなる場合もありそうな感じ。その時は手で抜き差し、とかやる必要があるかなぁ。後、BS/CS も複数チャンネル同時録画したいような。経済的余裕があったら、もっと多数のチャンネルを同時受信できるチューナーを導入するのだが。そういや、余った DY-UD200 はどうしようかなぁ。相性の良い USB ハブを使えば、安定するそうだが。オークションでうっぱらうか。需要は無いか。はてさて。

 

 

 

 

 

iPhone LINE の引継ぎで少し引っかかった

娘の iPhone5S が不調になって使えなくなり、iPhone6S へ移行した。ほとんどは iCloud へのバックアップを戻すだけでいけたようだが、LINE だけは引っかかった。覚えている所だけでもメモっておこうと思ったが、1週間経ってしまって、ほとんど覚えてなかったり… iPhone5S で、一度初期化した事があって、その時はスムーズにできたのだが、機種が変わって、かつ前の端末が起動できない状態、というので困った点もあった。

基本的には、メールアドレスとパスワードを、以前の端末で登録していたので、それらをちゃんと覚えていれば大丈夫のはずだった。今回は、パスワードを忘れていたのが敗因の一つ。その場合、登録したメールアドレスにパスワード再設定のメールを送ってもらうのが手順。

そこでちょっと面倒があった。パスワードを設定すると、iOS(iCloud?) がそれを覚えてくれる。次に、LINE の方で、認証のために、そのパスワードを入力する際、メールアドレスとセットで入れなければならない。ところが、パスワードを iOS が覚えてくれているのはいいのだが、それを自動入力すると、メールアドレスの欄が空白になってしまって、しかも、なぜかそこには入力もできず、認証が通らない。なんてこった。

結局、iOS の設定アプリの、アカウントとパスワードの Web サイトと App のパスワードを開いて、そこのパスワードを、LINE の認証画面でパスワードの自動入力を使わずに、コピペする。メールアドレスは自動で入力されているのを使う。これで OK。

このメールアドレスが空白になるのはバグじゃないかな… 

後は、普通に指示に従っていけばいいかと思う。何回か、メールや SMS で、番号を送ってきて、それで認証をすれば良かったかと。

同じように困った誰かの役に立てばいいな。はてさて。

 

iPhone7 修理

妻の使っていた iPhone7 が突然不調になった。画面が真っ暗のままで、どうしても表示されない。ホームボタンを押すと、カチッと反応があるので、一応動いているっぽい。色々試したが、最終的には、PC に接続して iTunes から初期化してしまった。が、症状は変わらず。

妻には、中古の iPhone6S を購入して、そちらを渡して、修理するか悩むことにした。iCloud にバックアップを取る設定になっていたので、おおよそのところは iPhone6S で復元できて困らず使えていた。余り深く考えず中古端末を購入したが、最近そんなのばっか。本当に、安く上げようと思うなら、もっと別の手段もありそうだが、手間暇とコストパフォーマンスを考えれば、まぁまぁの選択肢ではないだろうか。早く届いてほしいので、Amazon お急ぎ便で注文。iPhone は中古販売店が多々あるが、Amazon だと選択肢は少なめ。背に腹は代えられず、17,000円くらいのを選んだ。

今から思うと、Lightning-HDMI アダプタがあれば、テレビ等で画面は見られていたのかもしれない。タッチパネルが生きていれば、ではあるが。バックライトだけが死んでいるのなら、強い光を当てれば、うっすら表示が見えたかも。後、iPhone6S を選んだのも良かったのかどうか。6 は曲がりやすいし、6S との価格差は小さく、7 以降は価格差がそれなりにあったからだったような。

それはさておき、壊れた iPhone7、しばらく放置されていた。ちょうど、娘の使っていた iPhone5S が、バッテリー妊娠で全く使えなくなった。最初のりんごマークが一秒ほど表示されて暗転、を繰り返すだけ。こちらを修理する手もあるのだが、せっかくなんで、iPhone7 を修理して、妻に戻して、iPhone6S を娘が使うようにすることにした。iPhone5S が修理できるかどうか、というリスクも同等だろうし。

さて、iPhone を修理するのに、Apple Store か正規プロバイダか、その他の業者か、という選択肢がある。Apple Care にも入ってないし、貧乏だし、行きやすいお店ということで、職場の近くのその他?のお店に持ち込んでみた。多少は安上がりのはず。

画面が見えない、ということで、事前の画面以外の部分の機能チェックができず、ちょっとリスクの高めな修理依頼だった。修理のミスで、カメラ等写らなくなっても、元から、と言われたら泣き寝入りである。まぁ、お店の方を信じて。

ちなみに、画面が真っ暗なのが、液晶パーツ以外の部分が原因の可能性もあるか確認ということで、5分くらいで、新しい画面パーツと仮接続して見せてもらえた。美人のお姉さんだったが、作業が速い! 一応無事に最初のいろんな言語の「こんにちは」表示が映っていて、OK ぽいので、そのまま預けて、仕事帰りに受け取って修理完了。本当は、カメラとかその場で確認すべきだったかもしれないが、SIM の入ってない状態だし、閉店間際だったりでとりあえず持ち帰った。

自宅に帰ってから、初期設定を始めて、使用中の iPhone6S と並べた状態で、クイックスタートで、諸々コピー。この辺りは iPhone は便利である。コピー中に眺めていると、画面のパーツは、純正品じゃないということで、iPhone6S と比べて青っぽくて暗い感じがした。ただ、暗いのは、画面の明るさ調整の問題だった。

入れていたアプリで、LINE だけは、引継ぎの手順がちょっとややこしかったが、メールアドレスとパスワードを設定していたせいか、なんとか進められた。引っ越し元がちゃんと生きているので、その辺りは楽。ただ、コピー中に、iPhone7 の iOS のアップデートが入ったりして、結構時間がかかった。

更に、iPhone6S を初期化して、娘のデータを iCloud からダウンロード。こちらも LINE の引継ぎで手間取ったが、なんとか移行できた。この部分は、また後日書くことにしよう

後、娘は、mineo の au 用 SIM を使っているので、プロファイルをダウンロードしてインストールする必要があった。それに気づかず、後日、娘から、外出時に使えなかった、と文句を言われたり・・・ 抜けてる父ですまぬ。しかし、娘が今回のごたごたで、iPhone5S から 6S になったので、漁夫の利を得ているはず。

ということで、いろいろ故障が続いたが、ひとまず落ち着いた所。iPhone5S が壊れたまま残っているが、どうしようか。バッテリーの交換だけで治るのなら治すのだが… 治して誰が使うか、というのもあったり。はてさて。

Amazon Fire タブレット 2015 修理

息子の使っている Fire タブレット 2015 が、落下の衝撃かなんかでおかしくなった。画面は、中央に大きい横縞と微妙なグラデーションだけが表示される。息子曰く、うまく操作する(通知領域をスワイプインしたり)と画面の明るさが変えられたりするので、画面表示がおかしいが、中身はちゃんと動いている雰囲気らしい。

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microUSB を PC と接続してみたが、うまく認識できなくて断念。これは、もとからそうなのかおかしくなっているからなのか。USB ドライバを入れたらなんとかなるかもしれないが、面倒なので、新しいのを買って、メイン基板だけ移植することを考えた。ただ、古いモデルなので、現在販売しているのは新しいモデルになっている。ヤフオクで中古を買うことにした。意外に何点か出品されているので、画面に傷がなさそうなのを選んだ。4,000円はしない値段だった。新品でも 9,000円 くらいだったような気がするので、安くはなっている。

分解・マザーボードの交換は iFixit さんのページ

jp.ifixit.com

を参照しながら進めた。息子自身に、新しい方の分解組み立てを任せて、自分は、古い方を分解組み立てを並行してすすめつつ、やり方を教えた。と言いつつ、自分も試行錯誤ではあるが。最初に新しく購入した中古品の電源を入れて、動作を確認してから分解するのに注意(当たり前か)。また、iFixit と指示とは違って、はんだを外すのが面倒で、スピーカーのケーブルはマザーボードに接続したまま交換した。

電源ボタンと音量ボタンのパーツが、上記ページの動画では、サクサク外しているが、実際は、両面テープで貼り付けられていて、壊さないようにはがすのがちょっと難しかった。

f:id:umonist:20191201110345j:plain

同じモデルでも、製造場所が違うのか、時期が違うのか、微妙にパーツの形状や色が違うものもなくはなかったが、分解のやり方等は、まったく同じだった。中学1年生の息子が器用なのか、分解難易度が高くないのか、多少は手伝ったが、ほとんど自力で分解・パーツ交換して、組み上げていた。そして、電源を入れたら、無事、以前の環境が戻ってきた、とのこと。

マザーボードだけ新しい方も、一応組み立てた。マザーボードがしっかり奥まで押し込まずに固定していて、フラットケーブルがちゃんと刺さっていなかったのに気づかなかったりして、息子より時間が掛かってしまった。情けなし。まぁ、結局、大きい横縞が表示されるだけの状態は変わってなかったので、意味はなかったわけだが。バッテリーが劣化した際等の、液晶画面以外のパーツ取り用にはなるかな。

交換用の液晶画面だけのパーツが入手できれば、その方が安上がりだったかもしれない。まぁ、液晶画面を外すには、ヒートガン等で接着剤を軟化させたりしないといけない感じなので、マザーボード移植で良かったと思う。

これで、二人の息子にスマホタブレットのパーツ交換をやらせたので、どちらも多少とも中身に興味を持ってくれればいいのだが。親の勝手な希望。友達の中でも、パーツ交換してる人はほとんどいないんじゃないかなぁ。

次は、バッテリーが膨張した、娘の iPhone5S をどうするか、という課題がある。こいつもバッテリーを自分で交換させるかなぁ。

 

古めの PC に NVMe SSD を

先日 自宅の PC の SSD 間引っ越しで使った PCIe-M2.2 変換アダプタが余っているので、とある別の PC にこっそり?NVMe SSD を搭載しようとしたのだが、ちょっと古めの PC のため、少々ハマって時間を費やしてしまった。正しい手順でやれば、それほど手間はかからない。どちらかというと安全のための作業前のフルバックアップの方が時間がかかるくらいだ。勘違いでちょっと回り道をしてしまった。今回のポイントとしては、元の Windows10 のシステムドライブの SSDMBR だったので、GPT に変換しないといけないこと。どこが必須の条件なのか、実は把握してないのだが、

- 古めの PC で、BIOS が NVMe に対応していない(Boot の HDD 等のリストにも表示されない。)

- そこで Clover EFI bootloader を使って、Windows を NVMe な SSD からブートさせる

- Clover EFI bootloader は EFI で boot する必要がある?(多分)

- EFI からは、GPT な HDD/SSD しかブートできない(多分)

という感じ。ということで、「一杯飲んでけ!のブログ」さんの記事なんかを参照させてもらいつつ作業すれば OK。

個人的に思う正しい手順としては、

1. Clover EFI bootloader を USB メモリにセットアップ

  USBメモリは、おそらく数百Mbyteの容量があればいけそう。毎回ブート時には使われるので、マザー上の USB 端子に、変換アダプター通して接続して内蔵してしまうと、外観上見えなくていいかも。

USB への書き込みは、まず、sourceforge さんから Clover のファイルをゲットして、7zip なんかで、.lzma ファイルを何回も開いていくと、奥に .iso ファイルがあるので、それを取り出して、rufus というソフトで書きこむ。とりあえず、USB メモリのドライブを間違えずに!指定して、iso ファイルも指定して書き込めば OK のはず。

2. システムドライブのバックアップ

  小生は、Acronis True Image のユーザーなので、それで 余っている HDD なんかに。まぁ、絶対失敗しない自信があればバックアップは不要だが。次の GPT の変換に失敗する可能性も?

3. MBR2GPT.exe で、システムドライブを MBR から GPT に変換。

  現状のシステムパーティションを 200MB 程縮めて、EFI 用のパーティションを追加したりするので、既存システムドライブに、パーティション数とか容量的に余裕のあることが重要。そんなには時間はかからない。

ただ、Windows が起動している自分自身のドライブを MBR から GPT に変換できたりするので、ちょっと怖い。その場合、バックアップ重要かも。

MBR2GPT については、BILLIONWALLET さんの記事が詳しい。

4. システムドライブを新しい NVMe SSD にクローンする

  こういう系の記事にはよく出てくる EaseUS ToDo Backup Free を使用。システムドライブをさくっとクローン。SSD に最適化を ON にしてみたが、差違があるのかは知らず。

5. 以前のシステムドライブは外す。フォーマットして、データ用ドライブにしてもいいかな。

6. BIOS の Boot の設定を UEFI にして、Clover の USB メモリからブートするように設定。

以上で、一応システムの移動はいけるはず。PC の電源を入れると、BIOS が立ち上がった後、Clover EFI bootloader が起動して、ブートするドライブの候補がいくつか表示される(ドライブが一つだとされないかも)。小生の場合、デフォルトで、Windows のドライブが選択されているので、ほうっておいても数秒の待ちの後、NVMe の Windows10 が起動するようになった。

ここで、今回の SSD 等メモっておこう。 

【国内正規代理店品】WD 内蔵 SSD M.2 2280 WD Blue SN500 NVMe 500GB WDS500G1B0C-EC 500GB

【国内正規代理店品】WD 内蔵 SSD M.2 2280 WD Blue SN500 NVMe 500GB WDS500G1B0C-EC 500GB

 

コストパフォーマンス重視で Amazon をかなり徘徊して選んだのがこの二つ。 

さて、上記手順で正しくやれば、引っかかることも無いはずだが、小生が失敗した原因は、まずシステムドライブを MBR のままクローンしてしまったこと。それを適当なツールで GPT に変換すれば、Clover からブートできるように思ったのだが、そうでは無かった。Windows10 のインストール USB メモリも作って、回復コンソールから、bootrec /fixboot とか /rebuildbcd とか、いろいろやってみたが、結局はブートできるようには修正できなかった。MBR2GPT が何をやっているのかはわからないが、移行後の GPT ドライブからブートできるように、EFI パーティションの作成含め、いろいろやってくれているらしい。もともとの Windows10 システムドライブは、EFI パーティションは無くてもブートしていたので、その辺りもややこしい原因だったのかも(WIndows7 から上書きアップデートしたからだろうか)。

条件を変えながら試して、トライしてみても全然ブートできなかった。ちょっと間違えて、Windows のインストール USB や、Clover EFI bootloader の方のブート情報を書き換えてしまって、作り直したりとか。一度は Clover EFI bootloader が対応してない PC なのか、と、新しい NVMe SSDWindows を新規インストールして、無事ブートできるのを確認したりとか。無駄な時間をたっぷり費やした。

ということで、当初の目的の、NVMe SSD への移行はできたのだが、少々残念な想定外があった。SSD のフルパワーを、引き出せていない、という点である。この PC、PCIe x16 のスロットが二つあり、一つにはビデオカードが刺さっていて、もう一方の空いている方に、今回の NVMe SSD+変換カードを刺した。軽く 1GB/sec の読み書き性能のある SSD のはずだが、700~800MB/sec しか出ない。SATA 接続の SSD と比べて上回るといえども、差は大きくない。CrystalDiskInfo で見てみると、PCIe2.0x2 で接続されているようだ。理論 1GB/sec なので、700~800MB/sec でもおかしくないかも。マザーボードのスペックを見ると、ビデオカードの刺さっている PCIe スロットは PCIe3.0 なのに対して、他のスロットは PCIe2.0 仕様だった。この辺りにも PC の古さが出ている。とはいえ、x16 のスロットなのに x2 しか使えないのは謎ではある。と思って、基板をよく見てみると、x2 分しか配線されてない感が… あまりに安いのはそういうことか。

めげずに、PCIe の帯域の差が顕著に現れるような高性能なビデオカードを使っていないので、NVMe SSD と、スロットを交換することを目論んでいる。これで帯域は一応倍になって、フルパワーが発揮できるはず。

PCIe M.2 アダプターも SSD も、もう少しお金を出せば、さらに倍くらいの性能のものも販売されているわけだが、古いこの PC には、これくらいで上等かな。

一つ、自分のためのメモ。バックアップ時、ChromeFireFoxVivaldi のキャッシュは消しておかないと、ものすごい時間がかかる。細かいファイルが数万~数十万あったりするので注意。

追記: PCIe-M.2 アダプタは x4 接続っぽい。x16 のスロットで x2 しか使えないのは謎。→ SSD の方が PCIe3.0x2 対応だった orz。また、ビデオカードを移動しようとしたが、このミニタワーなケースでは、下の x16 スロットに、2スロット占有のビデオカードは刺せなくてダメだった。残念。